わたしは、朝起きるのがつらい。
どうつらいかって?
布団から出たくない。
別に睡眠は足りていても出たくない。
いつまでも布団の中にいたい。
で、そこにはっきりとした理由がない。
いやみつからない。
なんでわたしは布団から出たくないのだろう、、。
そう。
どんな気持ちかというと不安感なんだよね。
そう、不安感。
もう何年この朝の不安感とお付き合いしているのだろう。
ひょっとすると子供の頃からかもしれない。
とにかく不安なのである。
で、最近気がついたことがひとつ。
この不安の正体ってなんだろう?
ってずーっと考えていたのね。
だって、こんな不安な気持ちで過ごしているの嫌じゃない。
ひどい時は、ほんと毎日昼頃まで布団から出れないころもあったしね。
そうそう、気がついたことね。
これって、不安じゃなくて面倒なんじゃないかと思ったの。
起きるのが面倒くさいー
くーっ、起きたくない
みたいな可愛らしい感じじゃなくて
今日も現実が始まるのか、、面倒くせー、、、
みたいな。
そうか!
自分は面倒だったのか!
とね気がついたの。
そして、今朝もうひとつ気がついた。
面倒ってことは、自分がやりたくないことだから面倒なんじゃない。
ということは、、
いまの人生をやりたくないんだ。
いや、この書き方だと語弊があるかも。
すこし背景を説明すると。
わたしは会社経営をしている。
そして、その会社は自分が創業したものではなくて、父親から継いだ会社である。
そして、その会社の事業内容が実は自分にとってまったく興味がないものであった。
でも、なんだかんだでもう26年も経営者人生をやっている。
その26年間、一度たりとも「面白い!」と思ったことがない。
経営者としてね。
そして、自分の悩みの種はいつも会社経営。
そうね、ここね。
自分は、この会社を経営しているのがイヤなんだ。
だから、面倒なんだ。
だから、朝起きるのがイヤだったんだ。
えっ?
じゃー不安は?
そうなんよ。
このイヤだという感情を感じたくない、認めたくない、そんなことを思ってはいけない。
そう感情を直視したくなくて、漠然と不安っていう気持ちを感じていたのかもしれない。
ふーむ。
ここで問題。
感じたのはいいけど、現実問題としてどう対処しよう。
困ったなー。
こうなるから気がつきたくなかったのかもしれない。