父親について

昨日のこの記事に書いた親はどちらかというと母親が頭の中にあった。

今日は、すこしだけ父親に対して思っていることを書いてみよう。

自分は、父親が作った会社を継いだ二代目。

一緒に働いている時は、ご多分にもれず父親と衝突して仲が悪かった。

うちの場合は、父親が病気をして一線から退いたので社長交代はスムーズにできたけど、親子関係はなかなか悪かった。

よくさ、心理学なんかだと息子は父親越えを課題に持っている人がいるとかいうけどさ、自分もそうかな。

父親を越えたいとは思ってるよね。

心のどこかで。

確かに心のどこかに父親を越えたいという思いはあるけど、また別の場所で父親をバカにしているところもあんだよね。

それって、どこからきてんのかなーって考えたのよ。

そうして思いついたのが、これまた母親の影響なんだよね。

うちの母親って父親のことを愛してたし、頼りにしていたし、尊敬もしていたとは思うんだけど、どこかバカにしているところもあったんだよね。

なんとなーくね。

もちろん真実はわからない。

だってこれは子供の頃に自分目線で感じたストーリーだからね。

でもよく言っていたなー、

「お父さんは〇〇だから、、(ダメなのよ)」的な事をさ。

でね、自分もその影響を間違いなくうけているじゃないかな。

うん。

心のどこかに父親をバカにする気持ちが確かにあるな。

でね、実際にはそのバカにしている父親の世話になり、学校に行かせてもらい、父親が作った会社を継いでいるじゃない。

父親の手のひらの上じゃん!って思っていたのかもね。

無意識で。

父親を越えたいのに、父親の手のひらの上。

で自分はアクティブな性格ではなく、どからかというとディフェンスの方が得意。

父親はアクティブな性格だった。

それも世間ではよく聞く話だよね。

アクティブでカリスマ性がある創業社長と、ちょっと影がうすい2代目社長。

みたいなね。

父親みたいなカリスマ性を持っていない自分はダメ、、。

父親と同じやり方を出来ない自分はダメ、、。

まぁ、実際は父親とはまったく違うやり方をしているけどね。

ここは自分で評価できない。

だってさー、バカにしていると言っても心の底では父親のことが好きだもの。

好きだから、父親と同じようにできない自分はダメ。

でも父親を越えたいから違うやり方で越えてやる!

でもどんな結果にしても自分がやったことを認められない。

ふーっ。

面倒くせーー!


バカみたいな話だよね。

(心の問題なんてハタから見ればバカみたいな事ばかり。)

父親と自分は違う人間なんだから比べることすら意味がない事じゃない。

普通に考えてみれば、そう思うじゃない。

父親はこう、自分はこう、他人はこうってさ別けて考えればいいものを、わざわざ面倒なことにする。

でも心とか無意識って、理性じゃないじゃない。

なんか、べったりと心の奥底にベッタリと染み付いていんだよね、プログラムみたいにさ。

父親や、他人と比べて自分はこんなにダメって瞬時に反応してしまうのよ。

特に自分とは違うタイプの人に対して反応するよね。

あこがれ、うらやましさなどなど。

やれやれ、ないものねだりをしているのね。

これまた、面倒くせー!

これって思考ではなくて、体感だからものすごく速いの。

もう、びゅーんと一直線にたどりつくのよ。


とまあ、昨夜そんな事をつらつらと考えていたの。

で結局結論は昨日と一緒。

それは不毛だし、自分も気持ち悪い。

何一つ良い結果を生み出さない。

という事で、そんな感覚に襲われたら、キタキターってかわすことにしよう。

しかし、ほんと面倒なことしてるよね。

自分で自分に対して、気持ち悪くなることを仕掛けているんだから。

どんだけ変態なんだかね。

ていう事で変態行為はやめる事にしよう。

もう、自虐という変態行為はしません。

気持ち悪いし、暗いし、面倒なので。

と自分に宣言してみた。

とかいいながら、またすぐにやりそうで怖いわ。

いやいや、もうやめよう。

(あとは繰り返し)


今日もお付き合いありがとうございます。

感謝。